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驢鳴犬吠1911
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驢鳴犬吠1911
 月が替わりましたので、「日日是労働スペシャル」の続篇をお届けします。「日日是労働スペシャル
XCIX(東日本大震災をめぐって)」が正式名称ですが、通称を用いることにしましたので、「驢鳴犬吠
1911」となります。そういうわけで通称を用いますが、内容に変わりはありません。主として、今
回の大災害(原発の過酷事故を含む)に関係する記事を掲げますが、特定の個人や団体を誹謗中傷する
目的は一切ありません。どうぞ、ご理解ください。人によっては、多少ともショッキングな記事がある
かもしれませんので、その点もご了承ください。なお、読み進めるほど記事が古くなります。日誌風に
記述しますが、後日訂正を載せるかもしれません。あらかじめ、ご了解をいただきたいと存じます。
 また、ご質問、ご意見等のおありの方は、muto@kochi-u.ac.jp 宛にメールをいただければ幸甚です。

                                                   
 2019年11月13日(水)

 現在、10時25分です。5分後に、会合があります。今日は会議・会合デー。なかなか忙しそうです。

                                                
 2019年11月12日(火)

 現在、17時55分です。今日は高知東高校看護専攻科への出向日のため、休暇を取るつもりでしたが、取り
損なったので大学に来ています。22時くらいまでは仕事をしようと思っています。
 現在、22時55分です。今日の最低ノルマは果たしました。そろそろ帰ります。明日は会議日で、かなりの
数の会議・会合があります。

                                                 
 2019年11月11日(月)

 現在、9時50分です。早く対応した方がよいと判断した雑用があらかた片付き、少しホッとしています。今
日は午後から、会議が1件、演習が2件あります。処理すべき雑務も溜まっておりますので、忙しくなりそ
うです。
 現在、13時25分です。昼食を済ませ、文書づくりも一応終えたので、これから二つの演習の準備にかかり
ます。15時から会議が入っているので、少し焦っています。
 現在、15時50分です。会議が終了し、いよいよ演習モードを高めなければなりません。卒論生の動向の遅
滞が気がかりですので、今日は少し発破をかけようかと思っています。
 現在、20時20分です。今日の卒論演習で卒論生諸君に発破をかけようと身構えていたのですが、なんと、
5名が無断欠席! 拍子抜けでした。もう11月の半ばを迎えようとしています。こんな体たらくだと、碌な
論文は書けません。ちょっと、深刻ですね(苦悩)!
 現在、25(1)時25分です。いろいろあって、こんな時刻になってしまいました。明日は高知東高校看護
専攻科への出向日ですので、そろそろ帰ります。
                     
                                               
 2019年11月8日(金)

 現在、8時55分です。すでに活動を開始しております。なにせ膨大な仕事を抱えているので、「何をもって
優先順位を一番に持ってくるか」も仕事の一つになっております(笑)。とりあえず、どんな業務が残って
いるかを調べておきましょう。
 現在、9時50分です。40分後に、「(共)核時代の倫理」を開講します。さて、それまで何をしましょうか。
 現在、15時45分です。やっと、喫緊の雑務の嵐からはほぼ解放されました。5限目の「現代社会思想論 II」 
の開講まで45分あります。5限の準備は完了しておりますので、その他の比較的急いではいない業務に着手  
したいと思います。
 現在、18時30分です。5限目も無事に終了し、ホッコリしています。今週は後半になるほど雑用の嵐で、
かなりしんどかったです。しかしながら、幾つかの積み残しはありますが、今週の義務は一応果しました。
とりあえず、夕食ですね。
 現在、24(0)時5分です。今週の業務はとりあえず終了しました。だいぶ疲れました。帰ります。

                                                 
 2019年11月7日(木)〔月曜日の授業日〕

 今日、晴れて「准高齢者(65歳-74歳)」の一員になりました。耄碌せずに若さを維持することがテーマで
しょうね。
 現在、15時20分です。いろいろあって、やっとフリーになりました。この後、16時30分-19時40と連続
して演習が組まれていますが、何と、準備が不十分です。自分に、大ファイト!
 現在、21時です。「倫理学演習」と「卒論演習」の両演習が終了して、ホッとしております。しかしなが
ら、まだ夕食をいただいていないし、明日までに仕上げなければならない重要な案件が2件あって、それを
片付けなければなりません。いやぁ、なかなか忙しい誕生日です!
 現在、22時30分です。夕食はとっくにしたためたのですが、仕事に着手するやる気が起きないので難儀し
ております。雑用以外にもまだ仕事があります。何とか頑張ります。
 現在、23時30分です。重要案件2件+プラス1件の業務を終えました。今度は、明日の2限目の準備です。
その前に、コーヒー・ブレイクを設けましょう(笑)。蚊に刺されて痒いです。蚊取り線香に火をつけまし
ょう(苦笑)。


 さて、今学期の「(共)核時代の倫理」は、テキストとして『原発プロパガンダ』(本間龍 著、岩波新書、
2016年)を使用しまていますが、以下にその一部を抜書してみましょう。


 ************************************************

  第1章 原発プロパガンダの黎明期(1968-79)

   最初の原発広告 福井新聞(六八年)

p.34 ・引用:「日本における本格的な原子力発電の始まりは、一九七〇年の敦賀原発(日本原子力発電)、
        美浜原発(関西電力)。七一年の福島第一原発(東電)の営業開始になるだろう」。
  ・とくに美浜原発は大阪万博とタイアップして、未来への希望を謳っている。すでに六八年には、三十
   段に及ぶ連合広告が福井新聞紙上に掲載されている。これが事実上の原発広告の始まりと思われる。
  ・引用:「この頃の広告媒体といえば、テレビ放送はまだ黎明期であり、新聞が圧倒的に強かった」。
  ・最初は五段、次いで十五段(竣工記念)、三十段(両面見開き二ページ)、六十段(四ページ)とい
   うように、次第に段数は増加してゆく。

p.36 ・竣工記念広告は、工事関係の元請企業が金を出しあって掲載する。代金は元請の代表社が集めてく
    れるので、新聞社(広告代理店)としては非常に効率がいいし、ビジュアルとしても見映えがいい
    ので、新聞社としても大歓迎なのである。
  ・また竣工記念広告は、何ヶ月も前から掲載日を決められるので、紙面が組みやすく、特集記事も計画
   しやすい。これは原発に限ったことではなく、あらゆる竣工広告に言えることではあるが……。
  ・新聞社にとって、十五段広告を載せていただける企業は限られており(ショッピングモール・自動車
   販売会社・パチンコ店など)、とくに原発広告を掲載する電力会社は地元企業の雄であり、その広告
   は、地元新聞社の貴重な収入源となっていった。

p.36-37 ・その後は、電力会社のみならず、電事連・経産省・文科省などが広告に参画するようになった。

p.37 ・引用:「つまり新聞社にとって金城湯池的な経営の柱になり、やめられない仕事になっていったの
        である」。
  ・なお、当時にあっては、新聞自体の記事なのか、それとも広告なのか判然としないものもあった。現
   在では広告は欄外に「広告」と明示してあるが、その当時はそんな区別がなかったからである。

   福島でも原発広告の掲載開始

  ・福島では、「福島民報」と「福島民友」の二紙が県紙の座を争っており、県民のほとんどがどちらか
   新聞を読んでいることになる。したがって、この二紙に原発広告を掲載することは効果的であった。
   しかも、両紙は競って「原発礼賛」の姿勢を取っており、3・11を考えれば、それは異様な感じを
   受けるほどである。

p.38 ・この二紙の基本論調には差がなく、だいたい次のようにまとめられる。

     (1)原発は安全で絶対に重大事故は起きない。
 
         ⇒ しかし、起きてしまった。

     (2)原発立地に伴う電源三法交付金で地元は繁栄できる。
 
         ⇒ 双葉町を例に取れば、事故前からそうとも言い切れない事情がある。

  参考論文:葉上太郎「原発頼みは一炊の夢か──福島県双葉町が陥った財政難」、『世界』2011年1月号
       の特集「原子力復興という危険な夢」に収録〔「日日是労働スペシャルI(東日本大震災を
       めぐって」、参照〕。

p.38-39 ・『福島民友』の「原発を見直す」(1975年、11月)より
      
       (1)放射線を多重防護 ケタ違いの対策、規制
       (2)暴走しても心配ない 原子炉の安全実験進む
       (3)温排水の利用 漁業振興に役立てる 海の生活環境にも害ない
       (4)安全設計の原子炉 集中化しても問題ない

          ⇒ どうして、そこまで言い切れるのか。希望的観測ではないのか。

p.39 ・『福島民報』の「エネルギーと新電源開発」(1978年、2月の連載特集)より

       (1)石油は確実に枯渇 「油断!(堺屋太一氏の小説)」は空想ではない
       (2)過疎一転裕福な町 豪華の施設が林立
       (3)計り知れない恩恵 就労の場を提供

          ⇒ 石油危機と原発の経済的恩恵を強調しているが、結果的は徒になった。

  ・かくて、福島県は、原発の「安全神話」が日本で最も信じられた地域となったのである。さらに、原
   発に関しては、東北電力(福島県内の電力を提供する会社)と、東京電力(原発を管理稼働する会社)
   の二つのスポンサーがあった点も見逃せない事実であろう。

p.40 ・当初、福島第一原発は、その立地の地名である「大熊原発」と呼ばれていた。
  ・福島県以外で立地県名で呼ばれている原発は「島根原発」だけであることから、当時県全体の繁栄を
   祈念していたことは間違いない。これは歴史の皮肉になるが、もし「大熊原発」のままであったら、
   「フクシマ」の名前が世界的にはならなかったであろう。

   一九七四年、朝日新聞に出稿開始

p.41 ・以前は、ある種の広告が新聞やテレビに掲載できなかった。たとえば、貸金業、賭博関係業、など。
    90年代になって解禁されたが、隔世の感がある。原発広告も、しばらくは全国紙には掲載されなか
    った。自主規制があったのだ。
  ・朝日新聞がその先鞭をつけ、讀賣新聞、毎日新聞が後を追った。その背景には、オイルショックの影
   響で、広告が激減したという事情があった。元々、讀賣新聞の元社主・正力松太郎が原発を日本に導
   入したのであるから、讀賣新聞としては遅きに失したと言えるかもしれない。
  ・なお、朝日新聞に載った「70年代──新エネルギー世紀のはじまり」(74年8月6日)は、原子力文化
   振興財団(現:日本原子力文化財団)がその広告主である。

    ⇒ 8月6日というところに、少し驚く。およそ30年前に、広島に原爆が落とされた日である。もしか  
     すると、あえてこの日を選んだのかもしれない。なお、本書にはこの日付への言及がない。

p.43 ・その内容は、原発のイロハを解説するものであった(たとえば、第1回目のタイトルは、「放射能
    は、環境にどんな影響を与えるか」である)。
  ・この頃の執筆陣はほとんどが大学教授たちで、学問上の見地から原発の構造や安全性を語っている。
   しかしながら、原発事故の可能性は100万年に1回とか、放射性廃棄物の問題は直に解決されるなど、
   今から考えると首を傾げざるを得ない内容のものが多い。

    ⇒ いわゆる「御用学者」の楽天性を見るにつけ、(いやしくも「学者」を名告っているのにも拘ら
     ず)「ものを考えない人」の特徴が露わになっているとしか思えない。

  参考映画:『東京原発』、監督:山川元:グランプリ=オメガ・ピクチャーズ=日活=衛星劇場、2002年。

    ⇒ この映画に登場する榎本教授(綾田俊樹)は、坦々と原発の恐ろしい実態を語ってるが、これな
     どは、例外に属するものであろう。

p.44 ・原発は「トイレなきマンション」状態で40年以上が経過している。最終処分場は、その候補地すら
    まだ決まっていない。
  ・引用:「(朝日新聞掲載の大きな意味合いを受けて)つまり、「広告審査が厳しい朝日が大丈夫なら、
       ウチも」という空気が新聞業界で醸成されたのだ」。

   電通の圧力でテレビ局を退社に追い込まれた田原総一朗氏(七六年)

  ・引用:「このように七〇年代は主に福井と福島で原発が稼働し、それに伴って原発広告の出稿も始ま
       っていたのだが、その頃からすでにメディアに対する圧力も始まっていた」。
  ・例としては、田原総一朗が書いた『原子力戦争』(1976年)が挙げられる。

  参考映画:『原子力戦争 LOST LOVE』、監督:黒木和雄、ATG=文化企画プロ、1978年。

p.45 ・同書については、『放送研究と調査』(NHK放送文化研究所、2008年10月号)の中に田原氏自身
    によって当時を振り返ったインタビュー記事が掲載されている。
  ・テレビ東京(田原氏が勤めていたTV会社)を取るか、雑誌『展望』の連載を取るかの二者択一を迫
   られた由。広告代理店のTV局への圧力(スポンサーを降りる)があったからである。結局、会社を
   やめることになった。

p.46 ・スポンサーの圧力で、雑誌の連載を中止しない限り会社にいられないなどという事態は、今日では
    大問題に発展しかねない案件である。
  ・田原氏が名前を伏せている広告代理店は電通であるが、相当な危機感があったのだろう。もちろん、
   電通としては、当然の処置であったのかもしれない。
  ・引用:「当時、テレビ業界のスポンサー窓口はほぼ完全に電通の独占状態だった」。

p.46-47 ・博報堂がTV業界に参入してくるのは、80年代後半に入ってからである。

p.47 ・当時のテレビ業界は、電通の威光に逆らうことはできなかったのである。とくに、田原氏の所属し
    ていたテレビ東京(東京12チャンネル)は最後発のキー局だったために(つまり、経営母体が弱か
    った)、余計にその傾向が強かったと言えるだろう。

   続々稼働する原発

  ・その後、各電力会社も「原発広告」を打つに至るが、その規模は東電や関電よりもはるかに小規模で
   あった。原発そのものの立地(島根・玄海・浜岡2基・伊方)が、福井や福島よりも少なかったから
   である。

   最初の警告、スリーマイル島事故と新聞出稿(七九年)

  ・引用:「一九七九年三月二八日にアメリカのスリーマイル島原発で発生した事故は、原発推進に邁進  
       してきた日本の原発政策に冷や水を浴びせた」。
  ・全国紙やテレビはその事故の深刻さを報道したが、福井や福島では小さくしか扱わず、むしろ原発広
   告の出稿数を大幅に増やしている。まるで。両県民が騒ぎ出すのを懼れたかのようである。

p.52 ・当時の福井新聞は、編集局と営業局が完全に分離され、原発の安全性を疑う記事も掲載されている
    ので、ある程度原発推進を批判する自由度はあったと考えられる。

  参考映画:『クライマーズ・ハイ』、監督:原田眞人、「クライマーズ・ハイ」フィルム・パートナーズ
       〔ビーワイルド=ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=トゥモロゥー〕、2008年。

      ⇒ 両者の完全分離は、まさにこの映画のサイドストーリーとなっている。

  ・もっとも、福島民報はそれでも原発推進の姿勢は崩さなかったのである。福島民友も似たようなもの
   であった。

p.52-53 ・福島第一原発6号機が稼働し始めた頃(1979年12月)の記事の内容。

      (1)原発はすでに全電力の一割を担う重要な電源となっている
      (2)安全確保には万全を期している
      (3)電源三法交付金で町は大変豊かになった
      (4)今後も原発がある限りこの豊かさは続いていく

        ⇒ まさに「原発信仰」ともいえるような内容である。

  ・もちろん、その背景には、スリーマイル島原発事故の不安払拭があったことは否めない。
  ・福島第一原発の二基は双葉町にあったが、当初の交付金支給が終了すると、とたんに深刻な財政難に
   陥った(上記、葉上太郎の論文)。その打開策は、7号機・8号機の増設である。つまり、電源三法
   交付金は一時的に財政を豊かにするが、それが切れるとまるで薬物依存のようにそれなしではいられ
   ない体質に陥ってしまうのである。まさに泥沼に足を取られるかのようである。

 ************************************************


 今日はもう遅いので、この辺りで打ち切りましょう。ちょっと疲れました。次回は、「第2章 原発プロ
パガンダの発展期(1980-89)」に言及する予定です。

                                                
 2019年11月6日(水)

 現在、8時55分です。5分後に会議があります。午後にも会議がありますが、今日の義務はこの二つだけで
すので、他の業務に勤しみたいと思います。なお、昨日は代休日でしたので、大学には来ませんでした。
 現在、10時55分です。午前中の義務は終了しました。13時10分から会議があるので、それまではフリー・
ハンドです。さて、昼食以外に何をするべきでしょうか。
 現在、23時40分です。最低限の仕事は完了しました。そろそろ帰ります。明日は月曜日の授業日です。そ
の他、雑務が1件あります。

                                              
 2019年11月4日(月)

 現在、9時45分です。今日は文化の日の振り替え休日ですが、さすがに3日も連続で休めないので、出勤し
ています。いろいろやらなければならない業務があるので、仕方ないです。
 現在、21時20分です。やる気が出なかったので、映画を観たり、ブログを書いたりしていました。明日は、
高知東高校看護専攻科へ出向の日ですが、同時に本務としては代休日でもあり、当初はそのまま帰宅しよう
と考えていました。ところが、今日サボってしまったので、どうやら休日出勤になりそうです。

                                                  
 2019年11月1日(金)

 月が替わりました。やっと、一年の中で一番好きな季節がやってきました。多忙は相変わらずですが、過
ごしやすいだけましです。
 現在、10時です。30分後に、「(共)倫理を考える」を開講します。
 現在、14時55分です。5限目の授業の準備も完了し、少しホッとしたところです。5限目が始まるまで1
時間半ほど時間が空きますので、何をしようかと少し考えています。
 現在、22時です。今週一週間の業務は終了しました。積み残しがかなりあるので、3連休のうちの1日ぐ
らいは出勤しなけれならないでしょうね。今日はそろそろ帰ります。

                                                
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