[SSLの使用について]    ID:  Password: 
ホーム
人間文化学科
国際社会コミュニケーション学科
社会経済学科
人文社会科学科
▼教員一覧
岩佐 光広
教育活動のページ
ゼミナールのページ
2018 ゼミナール1
2018 ゼミナール2
2018 ゼミナール3
2018 ゼミナール4
2018 卒論ゼミ
2018 ゼミ合宿@名古屋
2019 ゼミナール
講義・演習等のページ
アカデミック・スキルズ資料
学びの情報発信
2018 ゼミナール3

授業全体の概要(シラバスより)


【テーマ】文化人類学の専門的な知識を深める

 この授業では、文化人類学において現在展開されている専門的な議論に触れることで、より専門的な知識を得るとともに、この学問領域が有する課題について学びます。
 ゼミナール1および2を通じて文化人類学の基礎を学んできました。しかしながら、文化人類学の議論は現在進行形で展開されています。この授業では、学術論文をはじめとする専門的な文献の収集および講読を通じて、現在の文化人類学において共有されているテーマと課題について学んでいきます。また、この授業を通じて、受講者各自の問題関心の具体化を図り、ゼミナール4で行う卒論の構想を立てるための準備作業も同時に行います。
 授業は「演習」の形式で行います。受講者各自の関心にもとづき論文を探し、持ち寄り、それを受講者全員で講読し、受講者が中心となって議論を行います。また、この授業からは、ディスカッションの司会も受講者で担当してもらいます。
 なおこの授業では、読んだ論文をもとにプレレポートの作成を行います。それを通じて、これまで学んできたアカデミック・スキルズのさらなる向上を目指します。



連絡事項


■ 2018/07/26:1学期の授業が終了しました。期末レポートがんばってください!
■ 2018/02/27:4月に育児休暇取得のため、授業開始は05/10からになります。【事前準備】の作業をしっかりとしておいてください。
■ 2018/02/27:内容を更新しました。


授業スケジュールと分担


 05/10 第01回 イントロダクション:ゼミの進め方
 05/17 第02回 論文内容の報告と議論(1)
 05/17 第03回 【補講】合同ゼミ:文化人類学とはどんな学問か?
 05/24 第04回 論文内容の報告と議論(2)
 05/31 第05回 論文内容の報告と議論(3)
 06/07 第06回 論文内容の報告と議論(4)
 06/14 第07回 論文内容の報告と議論(5)
 06/21 第08回 論文内容の報告と議論(6)
 06/27 プレ・レポートの提出
 06/28 第09回 論文内容の報告と議論(7)
 06/28 第10回 【補講】合同ゼミ:プレレポートの相互添削
 07/05 第11回 論文内容の報告と議論 (8)
 07/12 第12回 論文内容の報告と議論(9)
 07/19 第13回 論文内容の報告と議論(10)
 07/19 第14回 【補講】合同ゼミ:期末レポートに向けて
 07/26 第15回 まとめ:文化人類学の現代的な課題と展望
 
*補講は、木曜6限目に実施します。木曜日は基本的に空けておくようにしてください。


授業資料と関連情報


講義で使用したスライドをpdfファイルで閲覧できます。
パスワードが設定してあるので、授業内で告知したパスワードで解除して閲覧してください。
また、授業内で取り上げた文献などの関連情報についても紹介しますので、授業時間外学習に活用してください。


第00回 事前準備


4月は育児休暇取得のため授業を行いません。授業開始は05/10(木)からになります。ご了承ください。

ゼミ開始までに、以下の【課題1】と【課題2】をやっておいてください。
ゼミは、これらの課題をやっていることを前提として進めていきます。

【課題1】授業で講読する論文の収集と決定

この授業では、受講生が各自で論文を探し、入手し、それを受講者全員で共有して読んでいきます。
そのための準備として、以下の手順に従って、各自で講読する論文を決定し、入手しておいてください。
なお、この作業はゼミ4で行う卒論構想の準備作業でもあります。
これらの作業を通じて、卒論のテーマについても考えてみてください。


(1)講読する論文を探すための準備
以下の資料を作成しながら、論文を探すための準備を行ってください。

(2)講読する予定の論文リストの作成
上記の作業をもとに、講読する予定の論文を図書館やインターネットを利用して、少なくとも「10本」探し、論文リストを作成してください。

(3)講読する論文の入手と下読み
論文リストをもとに、論文を探して入手し、ざっと目を通してください。
なお、論文の入手に際しては、必ず1本は、図書館の「複写依頼」を用いて入手してください。

(4)ゼミで講読する論文の決定
上記の作業を通じて、ゼミで講読する論文を「2本」選んでください。
アドバイスとしては、「面白そうではあるが、自分だけでは理解が難しい」くらいの難易度の論文を選ぶことを勧めます。
簡単な論文は自分だけでも読めます。
もう3回生なのだから、せっかくゼミ生と教員と一緒に読むのだから、少し背伸びしてみてください。

【課題2】文化人類学の復習

文化人類学という学問領域について復習するために、以下の報告書を読んでおいてください。



前者は、日本学術会議が出している報告書です。
後者は、イギリスのThe Quality Assurance Agency for Higher Educationが出している報告書です。
いずれも、文化人類学という学問領域の特徴や内容、文化人類学を学ぶことを通じて身につけてほしいことが、簡潔にまとめられています。
復習を兼ねて前者を読み、余力があれば後者も読んでおいてください。


【補足】「論文」と論文の探し方

これまでも、レポートを書くために文献を入手してきたとは思いますが、その多くは「本」であり「論文」はあまり利用したことがないでしょう。
ここでいう「論文」とは、
 1)各学会が刊行している研究雑誌(例:日本文化人類学会の『文化人類学』)
 2)大学などの紀要(例:高知大学の『高知大学学術研究報告』)
 3)商業出版されている研究雑誌(例:青土社の『現代思想』)
などに掲載されている学術論文のことです。

論文を入手する方法としては、基本的なステップとして以下の様な手順を踏んでみましょう。

1)Webリソースを探してみる

現在、多くの研究雑誌や紀要などは、web上からアクセスできるようになっています。
それを探すときも、以下のサイトを利用してみよう。




たとえば「とさーち」の場合、キーワードで検索をかけると、いろいろなものがヒットすると思います。
まず、左側の「フォーマット」の項目から「雑誌論文」をチェックしましょう。
次に、左側の「絞り込み」の項目から「本文あり」をチェックしてみましょう。
そうすると、ウェブでアクセスできる論文のリストが出てきます。
CiNiiやGoogle Scholarでも同様の検索ができるので、まずはこうした資料を有効活用してみましょう。

なお、Google Scholarの活用法をまとめた資料があったので、以下にリンクを張っておきます。


2)Web上でアクセス出来ない論文の場合

その場合は、今度は図書館を利用します。
図書館には、さまざまな研究雑誌が収蔵されており、それを検索することもできます。
まずは、高知大学総合情報センター(メディ森)のOPACにアクセスします。


まず、資料種別のなかから「雑誌」をチェックします。
そのうえで、探している雑誌の名前を入力してください。

ここでいくつか注意が必要です。
第1に、探している論文自体は検索できない、という点です。
その論文が掲載されている雑誌名、号・巻、頁を確認し、それをもとに実物を探していきます。

第2に、雑誌が収蔵されていても、必要としている号・巻がない場合がある、という点です。
たとえば、『民族学研究』(『文化人類学』の前身)の場合、29巻1号(1964年)からしか収蔵されていません。
それ以前のものは、高知大では収蔵していない、ということになります。

第3に、収蔵場所が図書館とは限らない、という点です。
たとえば、上記の『民族学研究』は人文学部の人間文化第2演習室に収蔵されています。
その場合は、図書館カウンターに取り寄せを依頼するか、直接収蔵場所を訪ねてみてください。

3)高知大学では収蔵していない論文の場合

目当ての論文が高知大学にない場合、2つの戦略があります。
1つは、その雑誌が収蔵されている別の図書館に直接行く方法、もう1つは、高知大の図書館から「複写依頼」をする方法です。
ここでは後者を利用しましょう。
複写依頼とは、簡単にいえば、他の図書館に収蔵されている論文をコピーして送ってもらうことです。
そのやり方は、以下に説明があるので、それに従って入手してください。


主だったものでもこれだけのリソースがあるのですから、「関連する論文がない」ということは、多くの場合ありません。
(学生が「ない」と言うので、私が調べると、大抵の場合、それらしい論文が見つかります。)
加えていえば、もし論文がなければ、無いこと自体が重要な知見になります。
キーワードの組み合わせをはじめ、工夫をし、試行錯誤しながら、論文の検索方法を身につけてください。

また、こうした作業を通じて、自分の「キーワード」も変化しているかもしれません。
ヒットした文献のタイトルなどを見てみると、自分の関心のあるテーマや理論、地域について、共通して使われている言葉があることに気づくとも思います。
文献リストを作ることは、同時にキーワードを定めていく作業でもあるということです。
(もちろん、キーワードが変化していくこともあリマス。)

文献や論文とは何か、それをどのように探すか、ということについての参考資料の紹介。
東北大学附属図書館が「東北大学生のための情報探索の基礎知識シリーズ」というものを作成しています。
かなりしっかりとした作りにも関わらず、WEB上で閲覧できる、スゴイ!


全部は閲覧できないのですが、『基本編』はWEB上で閲覧することができます。
大変参考になるので、一度は目を通しておきましょう。



第01回 イントロダクション:ゼミの進め方(2018/05/10)



【補足情報】
立命館大学国際関係学部のページで、ディスカッションの方法についての資料が公開されています。
ディスカッションの作法と技法が手際よくまとめられています。
必ず一読しよう!



第02回 論文内容の報告と議論(1)(2018/05/17)


【報告者/司会】三木/上田

【補足情報】

論文のなかでも言及されていましたが、「装う」ということをめぐって人類学ではさまざまなことが論じられてきました。
そのなかで、一度は考えてみてほしいことは「裸」ということ。
「裸」について考えることは、「装う」という人間的な営みについて考える大事な出発点となります。
もう1つは、衣裳などでななく、割礼や瘢痕、紋身(いれずみ)など、身体自体を加工すること。
これも、装うという人間的な営みを考えるうえで重要です。
以下に参考文献を挙げておくので、ぜひ読んでみましょう!



第03回 【補講】合同ゼミ:文化人類学とはどんな学問か?(2018/05/17)



【補足情報】
ニューギニアの「裸と装い」について、アジア経済研究所にいらっしゃった塩田光喜先生のエッセイが読めます。
雰囲気のあるエッセイなので、是非一読を!



第04回 論文内容の報告と議論(2)(2018/05/24)


【報告者/司会】上田/立田

【補足情報】
5月26日に博物館学内実習で「「文化」を理解し、展示し、伝えること:文化人類学・民族学の視点から考える」という講義を行いました。
以下からその資料にアクセスできます。
関連する内容を含んでいるので、時間があるときに目を通してみてください。




第06回 論文内容の報告と議論(4)(2018/06/07)


【報告者/司会】荻野/後藤
【課題論文】今堀恵美 2016 「「見えない」仕事、「見せない」仕事:ウズベキスタンの刺繍業における男性性と再ジェンダー化」『仕事の人類学:労働中心主義の向こうへ』、中谷文美/宇田川妙子(編)、pp.25-46、世界思想社。

【補足情報】



プレ・レポートについて(2018/06/19)


以下の指示に従ってプレ・レポートを執筆し、提出してください。

【課題】
「プレ・レポート用テンプレート」を参考にしながら、授業で取り上げた論文章のうちから1本を選び、その内容を要約したうえで問いを導出し、その問いについて、他の文献を1つ以上参照しながら論じなさい。

■ 字数は5,000字程度とする。
■ 書式や出典表記等については「レポート執筆要項ver.5(岩佐光広担当授業用)」の指示に従うこと。

【提出方法】
■ 提出〆切:2018年6月27日(水)12:00まで(厳守!)
■ 提出方法:メールにファイルを添付して「岩佐光広ゼミ1、ゼミ3履修者全員」に送付すること。
  ・ メールの件名は〈2018_ゼミナール3_プレ・レポート_氏名〉とする。
  ・ 添付ファイル名は〈2018_ゼミナール3_プレ・レポート_氏名_提出年月日〉とする。


【補足情報】

プレ・レポートの説明等、資料のアップデートをしているので、あらためて確認しておいてください。


金沢大学のリポジトリに、『論文の教室』(2010年、NHK出版)の著者・戸田山和久さんによる発表資料がありました。
<文部科学省平成26年度「大学間連携共同教育推進事業 学都いしかわ・課題解決型グローカル人材育成システムの構築「図書館機能強化プログラム」講演会「『論文の教室』の著者による 大学職員のためのレポート作成指導法講座」(平成26年9月25日)での発表資料>とのこと。
学生にとっても参考になるので、一読を勧めます。





第10回 【補講】合同ゼミ:プレレポートの相互添削(2018/06/28)



今回のプレ・レポートは、28日(木)6限目の補講で、2回生と3回生を中心に相互添削を行います。
(4回生も参加を推奨します。)

27日の12時までに、ゼミ1およびゼミ3履修者全員に、プレ・レポートを添付して送ってください(イワサ先生も忘れずに)。
メールの送信は、このメールに件名を変えて全員返信で送ってくれてよいです。

相互添削は、以下のグループに分かれてやろうと思います。

 金田・半田/上田・後藤
 佐伯・三木貴/荻野・立田・三木陽

当日は、全員のプレ・レポートを各自印刷して持ってきてください。
少なくともグループメンバーのプレ・レポートは目を通しておいてください。


第11回 論文内容の報告と議論(8)(2018/07/05)


【報告者/司会】立田/荻野

【補足情報】


第12回 論文内容の報告と議論(9)(2018/07/12)


【報告者/司会】荻野/後藤
【課題論文】丸山淳子 2016 「それぞれの「生きていくためのやり方」:現代のカラハリ狩猟採集社会において働くということ」『仕事の人類学:労働中心主義の向こうへ』、中谷文美/宇田川妙子(編)、pp.151-176、世界思想社。

【補足情報】



第14回 【補講】合同ゼミ:期末レポートに向けて(2018/07/19)


以下の指示に従って期末レポートを執筆し、提出してください。

【課題】
ゼミで読んだ論文の中から論文を一つを選び、その内容を要約したうえで問いを導出し、その問いについて他の文献を3つ以上参照しながら論じなさい。

■ 字数は10,000字程度とする(上限は定めない)。
■ プレ・レポートを加筆・修正してもよいし、新たに書いてもよい。
■ 書式や出典表記等については「レポート執筆要項ver.5(岩佐光広担当授業用)」の指示に従うこと。

【提出方法】
■ 提出〆切:2018年8月16日(木)17:00まで(厳守!)
■ 提出方法:メールにファイルを添付して送付すること。
  ・ メールの件名は〈2018_ゼミナール3_期末レポート_氏名〉とする。
  ・ 添付ファイル名は〈2018_ゼミナール3_期末レポート_氏名_提出年月日〉とする。


第15回 まとめ:文化人類学の現代的な課題と展望 (2018/07/26)


最後の授業では、受講者ごとに授業での学びと感想、今後の学びに向けての展望について報告してもらいました。
みなさん、それぞれがそれぞれの関心から、しっかりと学んでいることが伺えました。
1学期、お疲れ様でした。レポート、楽しみにしています!

***このページは一般に公開されています。リンクアドレスには下記をご利用ください。***
http://souls.cc.kochi-u.ac.jp/?&rf=5631
 Copyright (C) 2005, Kochi University Faculty of Humanities and Economics All Rights Reserved.