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岩佐 光広
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授業全体の概要(シラバスより)


【テーマ】 文化人類学の基本的な考え方とテーマを学ぶ

 この授業では、ゼミを通じて学んでいくことになる文化人類学の基礎を学ぶとともに、アカデミック・スキルズの基礎を身につけることを目指します。
 文化人類学とは、フィールドワークという方法を用いて、異文化における人びとの生活様式の理解と記述を試み、その蓄積と比較から人間の生き方の多様性と普遍性について考える学問です。文化人類学は、これらの作業に取り組むためにさまざまな視点(認識論)、理論や概念、調査方法を生み出してきました。この授業では、文化人類学の基本となる考え方と、そこで取り扱われるテーマについて学ぶことで、文化人類学という学問の全体像の外観を捉えることを目指します。
 授業は、文化人類学の教科書の講読+講義という形式で行います。具体的には、受講者が分担して文献のレジュメを作り、その内容を口頭で報告し、それを踏まえて受講者との質疑を交えながら講義を行います。これらの一連の作業を行なうことで、文化人類学の基礎を学ぶとともに、論文の読み方、レジュメの作り方、口頭での発表のやり方、レポートの書き方といったアカデミック・スキルズを実践しながら身につけることも目指します。
 今年度のテキストには、長友淳(編)『グローバル化時代の文化・社会を学ぶ:文化人類学/社会学の新しい基礎教養』(世界思想社、2017年)を用います。
 なお、授業に関連する具体的な指示はSOULSを通じて行いますので、該当ページを定期的にチェックするようにしてください。




連絡事項


■ 2018/07/26:1学期の授業が終了しました。期末レポート頑張ってください!
■ 2018/02/27:4月に育児休暇取得のため、授業開始は05/10からになります。【事前準備】の作業をしっかりとしておいてください。
■ 2018/02/27:内容を更新しました。


授業スケジュールと分担


 05/10 第01回 イントロダクション:アカデミック・リーディングとレジュメの作り方
 05/17 第02回 テキスト「第1章 文化の概念:文化人類学における文化の概念と文化相対主義」(金田)
 05/17 第03回 【補講】合同ゼミ:文化人類学とはどんな学問か?
 05/24 第04回 テキスト「第2章 社会学の基礎:学問的系譜と視点」(佐伯)
 05/31 第05回 テキスト「第3章 人種・民族:人種と民族の違いとは何か?」(半田)
 06/07 第06回 テキスト「第4章 性差:ジェンダーと「らしさ」」(三木)
 06/14 第07回 講義:レポートの書き方 
 06/21 第08回 テキスト「第5章 宗教:近代化との関連において」(半田)
 06/27 プレ・レポートの提出
 06/28 第09回 テキスト「第6章 呪術:現代社会におけるその意味とは?」(佐伯)
 06/28 第10回 【補講】合同ゼミ:プレレポートの相互添削
 07/05 第11回 テキスト「第7章 贈与交換論:見返りを期待しないプレゼントはあるのか?」(金田)
 07/12 第12回 テキスト「第8章 近代化と国家:近代とはいかなる時代か?」(三木)
 07/19 第13回 講義:文化人類学の批判と展開
 07/19 第14回 【補講】合同ゼミ:期末レポートに向けて
 07/26 第15回 まとめ:あらためて文化人類学とは?
 
*補講は、木曜6限目に実施します。木曜日は基本的に空けておくようにしてください。


授業資料と関連情報


授業の資料や関連情報を公開します。
パスワードが設定してあるので、授業内で告知したパスワードで解除して閲覧してください。
また、授業内で取り上げた文献などの関連情報についても紹介しますので、授業時間外学習に活用してください。


第00回 事前準備


4月は育児休暇取得のため授業を行いません。授業開始は05/10(木)からになります。ご了承ください。

ゼミ開始までに、以下の【課題1】と【課題2】をやっておいてください。
ゼミは、これらの課題をやっていることを前提として進めていきます。
【課題+α】は、余力があれば取り組んでください。

【課題1】アカデミック・スキルズの予習・復習

(1)以下のページで公開されている関連資料にすべて目を通しておいてください。

(2)以下の文献を入手し、ざっと目を通しておいてください。この文献はゼミを通じて使用します。

【課題2】文化人類学の基礎学習

(3)授業で使用するテキストを購入し、ざっと目を通しておいてください。

(4)以下の資料をダウンロードし、プリントアウトして、読んでおいてください。

【課題+α】
以下に、文化人類学の入門的な教科書をいくつか挙げておきます。
余力があれば読んでみてください。
ただし、2回生のうちに、少なくとも1冊、できれば複数冊を読むことを目指してください。



第01回 イントロダクション:アカデミック・リーディングとレジュメの作り方(2018/05/10)



ところで、レジュメなるものは、多くの学生にとって大学に入って初めて耳にしたものではないかと思います(私もそうでした)。
だとすれば、大学教育においてレジュメ作成を教授するということも必要になるはずです。
そういう論文とかあるかなぁ、と思って調べてみたら、以下の論文がありました!
学生のみなさんにとっても有用なので、一読してみることを強く勧めます。


【要旨】 本稿では、大学でのリテラシー教育におけるレジュメ作成の指導法と、そうした指導が学術的な文章作成とどのように関係するのかについて論じる。まず、レジュメの作成にあたっては、箇条書きをわかりやすく書くにはどうするかについて伝えるべきである。具体的には、文末には句点を付けずに文章を短く切る、情報の段階化を行って項目ごとの連関性に配慮する、箇条書きの項目や章や節に規則性を持たせる、という3点である。これらのためには、パソコンでの書式設定が重要となる。つまり、見出しは本文と区別して書式設定を変えて、箇条書きはぶら下げイデントを行う必要がある。そうした書式設定を最初に行えば、レジュメ内で規則性が乱れるのを防げる。こうした作業を通じて、学術研究に必須となる参考文献の記載における書式統一の重要性も、学生に意識させうる。レジュメ作成の具体的な実習としては、課題図書を指定して内容の一部をまとめさせる。学術的に整合性のある論理展開を備えたレポートを作成するのは、初学者には困難を伴う。課題図書の内容を段階化した箇条書きでまとめていけば、論理展開の具体例を学びうる。したがって、わかりやすいレジュメの作成方法と学術的な論理展開の流れの両方を学べる結果となる。


第02回 テキスト講読(1)(2018/05/17)


【テキスト】「第1章 文化の概念:文化人類学における文化の概念と文化相対主義」


第03回 【補講】合同ゼミ:文化人類学とはどんな学問か?(2018/05/17)



【補足情報】
ニューギニアの「裸と装い」について、アジア経済研究所にいらっしゃった塩田光喜先生のエッセイが読めます。
雰囲気のあるエッセイなので、是非一読を!



第04回 テキスト講読(2)(2018/05/24)


【テキスト】「第2章 社会学の基礎:学問的系譜と視点」


第05回 テキスト講読(3)(2018/05/31)


【テキスト】「第3章 人種・民族:人種と民族の違いとは何か?」


第06回 テキスト講読(4)(2018/06/07)


【テキスト】「第4章 性差:ジェンダーと「らしさ」」


第07回 講義:レポートの書きかた(2018/06/14)


配布した資料については、以下からDLできます。
資料のアップデートをしているので、あらためて確認しておいてください。


金沢大学のリポジトリに、『論文の教室』(2010年、NHK出版)の著者・戸田山和久さんによる発表資料がありました。
<文部科学省平成26年度「大学間連携共同教育推進事業 学都いしかわ・課題解決型グローカル人材育成システムの構築「図書館機能強化プログラム」講演会「『論文の教室』の著者による 大学職員のためのレポート作成指導法講座」(平成26年9月25日)での発表資料>とのこと。
学生にとっても参考になるので、一読を勧めます。



【プレ・レポートについて】(2018/06/19)

以下の指示に従ってプレ・レポートを執筆し、提出してください。

【課題】
「プレ・レポート用テンプレート」を参考にしながら、授業で取り上げたテキスト第1-4章のうちから1章を選び、その内容を要約したうえで問いを導出し、その問いについて他の文献を1つ以上参照しながら論じなさい。

■ 字数は3,000字程度とする。
■ 書式や出典表記等については「レポート執筆要項ver.5(岩佐光広担当授業用)」の指示に従うこと。

【提出方法】
■ 提出〆切:2018年6月27日(水)12:00まで(厳守!)
■ 提出方法:メールにファイルを添付して「岩佐光広ゼミ1、ゼミ3履修者全員」に送付すること。
  ・ メールの件名は〈2018_ゼミナール1_プレ・レポート_氏名〉とする。
  ・ 添付ファイル名は〈2018_ゼミナール1_プレ・レポート_氏名_提出年月日〉とする。


第08回 テキスト講読(5)(2018/06/21)


【テキスト】「第5章 宗教:近代化との関連において」


第09回 テキスト講読(6)(2018/06/28)


【テキスト】「第6章 呪術:現代社会におけるその意味とは?」


第10回 【補講】合同ゼミ:プレレポートの相互添削(2018/06/28)



今回のプレ・レポートは、28日(木)6限目の補講で、2回生と3回生を中心に相互添削を行います。
(4回生も参加を推奨します。)

27日の12時までに、ゼミ1およびゼミ3履修者全員に、プレ・レポートを添付して送ってください(イワサ先生も忘れずに)。
メールの送信は、このメールに件名を変えて全員返信で送ってくれてよいです。

相互添削は、以下のグループに分かれてやろうと思います。

 金田・半田/上田・後藤
 佐伯・三木貴/荻野・立田・三木陽

当日は、全員のプレ・レポートを各自印刷して持ってきてください。
少なくともグループメンバーのプレ・レポートは目を通しておいてください。


第11回 テキスト講読(7)(2018/07/05)


テキスト「第7章 贈与交換論:見返りを期待しないプレゼントはあるのか?」


第12回 テキスト講読(8)(2018/07/12)


テキスト「第8章 近代化と国家:近代とはいかなる時代か?」


第13回 講義:文化人類学の批判と展開(2018/07/19)


今回の授業では、これまでの授業内容を各自で振り返りながら、そうした議論が現在どのように展開しているのかについて、簡単に説明しました。
このあたりの話も含めた教科書が、最近つづけて出版されています。
興味のある人は、以下の文献を読んでみましょう。


【参考文献】
桑山敬己/綾部真雄(編) 2018 『詳論 文化人類学??基本と最新トピックを深く学ぶ』、ミネルヴァ書房。
岸上伸啓(編) 2018 『はじめて学ぶ文化人類学??人物・古典・名著からの誘い』、ミネルヴァ書房。
前川啓治ほか 2018 『21世紀の文化人類学??世界の新しい捉え方』、新曜社。


第14回 【補講】合同ゼミ:期末レポートに向けて(2018/07/19)


以下の指示に従って期末レポートを執筆し、提出してください。

【課題】
授業で取り上げなかったテキスト第9-19章のうちから1章を選び、その内容を要約したうえで問いを導出し、その問いについて他の文献を1つ以上参照しながら論じなさい。

■ 字数は5,000字程度とする(上限は定めない)。
■ プレ・レポートを加筆・修正してもよいし、新たに書いてもよい。
■ 書式や出典表記等については「レポート執筆要項ver.5(岩佐光広担当授業用)」の指示に従うこと。

【提出方法】
■ 提出〆切:2018年8月16日(木)17:00まで(厳守!)
■ 提出方法:メールにファイルを添付して送付すること。
  ・ メールの件名は〈2018_ゼミナール1_期末レポート_氏名〉とする。
  ・ 添付ファイル名は〈2018_ゼミナール1_期末レポート_氏名_提出年月日〉とする。


第15回 まとめ:あらためて文化人類学とは?(2018/07/26)



最後の授業では、以下の文献を取り上げながら、改めて文化人類学とはどういう学問なのかについて述べました。
特に、文化人類学において重視される「イーミックな視点=現地の人の視点から」がどういう位置づけなのかについて確認しました。
とはいえ、この話はあくまで「入門編」です。
イーミックな視点も含めて、現在、さまざまな議論が進行中です。
基本を確認したうえで、それぞれの関心を深めながら、現在進行系の議論に触れていってほしいと思います。


【参考文献】
ギアーツ、クリフォード 1999 『ローカル・ノレッジ??解釈人類学論集』(岩波モダンクラシックス)、梶原景昭ほか訳、岩波書店。
祖父江孝男 1994 『文化人類学入門 増補改訂版』、中央公論社。
ネーゲル、トマス 2009 『どこからでもないところからの眺め』、中村昇訳、春秋社。
マリノフスキー、B. 1987 『マリノフスキー日記』、谷口佳子訳、平凡社。
マリノフスキ、B. 2010 『西太平洋の遠洋航海者??メラネシアのニュー・ギニア諸島における、住民たちの事業と冒険の報告』、増田義郎訳、講談社。

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