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日日是労働スペシャル XLI (東日本大震災をめぐって)
 月が替わりましたので、「日日是労働スペシャル」の続篇をお届けします。単純に、「日日是労働スペシ
ャル XLI (東日本大震災をめぐって)」と命名しました。主として、今回の大災害に関係する記事を掲げま
すが、特定の個人や団体を誹謗中傷する目的は一切ありません。どうぞ、ご理解ください。人によっては、
多少ともショッキングな記事があるかもしれませんので、その点もご了承ください。なお、読み進めるほど
記事が古くなります。日誌風に記述しますが、後日訂正を載せるかもしれません。あらかじめ、ご了解をい
ただきたいと存じます。また、ご質問、ご意見等のおありの方は、muto@kochi-u.ac.jp 宛にメールをいただ
ければ幸甚です。

                                                  
 2014年11月20日(木)

 本日は、「(共)核時代の倫理」のテキストである『脱原子力社会へ ── 電力をグリーン化する』(長  
谷川公一 著、岩波新書、2011年)の抜書メモを記します。なお、ほぼ原文通りです。ただし、他の資料か
らの抜粋も挿入しております。


 ********************************************

  第1章 なぜ原子力発電は止まらないのか(つづき)

 4 原発推進路線の袋小路

p.57 ・アメリカやヨーロッパで原子力離れが進んできた背景には、四つの論点がある。
    (1)過酷事故の危険性
    (2)原発建設・運営・廃炉における高いコスト
    (3)社会的・政治的リスクの大きさ
    (4)使用済み核燃料の処分問題

p.58 ・引用:原子炉内の核分裂反応によって大量の熱エネルギーが取り出されたあとに残るのが、使用済
       み核燃料である。使用済み核燃料の中には燃え残りの非核分裂性のウラン238と核分裂性
       のウラン235、ウランの一部が変化して生まれたプルトニウムなどが含まれる。
  ・引用:高レベル放射性廃棄物とは、再処理をして核分裂性のウラン235とプルトニウムを回収した
      後に残る、核分裂生成物(「死の灰」)などを含む放射性物質の濃度が高い廃液をさす。(中
      略)再処理をせず直接処分を前提とした場合には、使用済み核燃料そのものが高レベル放射性
      廃棄物として扱われる。

p.59 ・なぜ、放射性廃棄物は厄介な代物なのか?
    (1)放射線のレベルがきわめて高い
    (2)発熱量が大きい
    (3)毒性が強い
    (4)寿命が長い
    (5)雑多な元素を含む
  ・引用:原子力発電は倫理的に正当化されえない悪魔との契約、「ファウスト的取引」だと批判されて
      きた。(中略)高レベル放射性廃棄物は少なくとも10万年程度、生活圏から隔離されなければ
      ならないが、今から10万年前と言えば、ネアンデルタール人のいた時代である。

p.60 ・低レベル放射性廃棄物は、放射性の廃液を濃縮固化したもの、使用済みのフィルターや樹脂、使用
    済みの作業服などを圧縮・焼却したものなどからなる。それを埋設するわけであるが、300-400年
    間の安全な埋設など可能なのだろうか。今から約400年前と言えば、伊達正宗が仙台城を築いた頃
    である。

p.61 ・最終処分場の選定も、当然のように難航している。誰が危険な物質を預かったりするものか、とい
    うわけである。原発大国のフランスでもそれは同様である。

    → 『シェルブールの雨傘』という小生の大好きなフランス映画があるが、この地はもはやラ・ア
     ーグ再処理工場があるために平和な町ではなくなっている。いつかは行ってみたいと思っていた
     のに、叶わぬ夢となってしまった。1980年、この地で人類絶滅寸前の事故があったらしいが、あ
     まり知られていない。興味のある人は、ネット情報を探索されたし。

p.62 ・日本固有の問題
    (1)地震国で活断層が国中を走り、国土が狭く人口密度が高く、地下水脈の多い日本に、はたし
       て最終処分場の適地が存在するのか。 

p.63   → 「適地なし」と石橋克彦は明言。

p.64 ・六ヶ所村か各原発敷地内か → 行き場のない放射性物質

   ・日本固有の問題
    (2)余剰プルトニウム問題。
       → 日本は核武装の潜在的可能性がもっとも高い国であり、国際原子力機関(IAEA)から
        余剰プルトニウムの核兵器への転用をもっとも警戒されている国である。

p.65 ・引用:フランス、イギリスも再処理を行っているが、両国は核兵器保有国のため、余剰プルトニウ
       ムの存在は問題視されていない。非核保有国で、核武装できるだけの技術力、資金力を備え
       ているがゆえに、日本の余剰プルトニウムは警戒されるのである。

p.67 ・日本固有の問題
    (3)再処理が高くつくにもかかわらず、政策転換が困難だというジレンマである。

p.68 ・引用:ドイツが再処理から撤退し、脱原子力合意が成立した2000年には、2005年7月1日以降再処理
       を禁止している。ドイツがこのように方針を転換したのは、直接処分の方が、再処理よりも、
       経済的にも環境面での影響もすぐれていると判断したからである。

       → 日本では、「再処理以外のコストを計算したことがない」という事実!

p.69 ・本当は試算されていたが、結果が芳しくない(直接処分のコストは約4分の1)ので、試算隠しが
    行われたのである。

p.70 ・引用:こうして再処理堅持派は巻き返しに成功し、日本社会は、後戻りできる大きなチャンスを逸
       してしまった。

p.72 ・引用:ドイツが撤退したために、非核保有国で、ウラン濃縮、再処理、高速増殖炉などの技術の保
       有を認められているのは日本のみである。

p.73      → 核兵器開発の技術的可能性を将来に担保しておきたい。

p.74 ・引用:放射能による環境汚染の危険性は、広域的で超世代的な環境リスクである。放射性廃棄物問
       題は推進論が前提とするようなテクニカルに対処すべき部分的な問題にとどまらない、地球
       環境問題やエネルギー問題への対応、ライフスタイルの変革などと重なる。総合性・学際性
       の高い社会問題である。
  ・引用:資源浪費的な、無邪気な受益者からの脱却の方途は、エネルギーの効率利用と、脱原子力によ
      る電力のグリーン化という選択肢しかありえないのではないか。

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 現在、『偽善エネルギー』(武田邦彦 著、幻冬舎新書、2009年)という本を読んでいるのですが、太陽
エネルギーも、水力、風力、バイオなどの自然エネルギーも、実は有力ではないという内容で、お先真っ暗
な未来しか見えません。長谷川公一の今後の記述に期待したいのですが、同時に武田邦彦の論調にも目を配
りたいと考えています。次回は、「第2章 「グリーン化」は二一世紀の合い言葉」に言及する予定です。

                                                 
 2014年11月19日(水)

 高倉健が亡くなった。演技の質はともかくとして、「グッド・バッドガイ」を演じさせたら抜群の存在感
のある役者だった。つい最近の当ブログ(11月13日)でもその名前を挙げているが、昨今、「バッド・グッ
ドガイ」に溢れる世の中を思うと、「健さんよ、何処より現われよ」と言いたくなる。

                                               
 2014年11月16日(日)

 今日は、明日の「学問基礎論」の資料作りのために大学に出て来ました。テーマは「ウィルス」ですが、
小生が作成した資料の一部を以下に掲げておきましょう。感染症をモチーフとしたパニック映画に関する
記事です。旧聞に属することですが、いつ起きても不思議ではないパンデミックに関わることですので、
ここに転載してみることにしました(一部、改変)。


 ******************************************

  学問基礎論・(第7回) 資料07の4-6  2014年度2学期(武藤) 2014.11.17(月)配布

  提題:ウィルス    参考資料:ネット記事、いろいろ。

  ウィルスと感染症がテーマの映画

  某月某日(「日日是労働セレクト68」より)

 DVDで邦画を4本観たので、ご報告。1本目は、『感染列島』(監督:瀬々敬久、「感染列島」製作委会
〔TBS=東宝=電通=MBS=ホリプロ=CBC=ツインズジャパン=小学館=RKB=朝日新聞社=HBC=RCC=
SBS=TBC=Yahoo! Japan〕、2009年)である。この手の映画につきものの教科書通りのつくりで、その意味
ではあまり感心できないが、パニック・エンタテインメント映画としては、かなり成功していると思う。ど
ういう展開になるのかある程度予想がつき、ちゃちな恋愛や安直な家族ドラマを絡ませた点と、「お涙頂戴」
や「辻褄合わせ」が鼻に付いた点を割り引けば、かなり面白かったからである。たぶん、多額の制作費がか
かっていると思われるので、ともかく「大衆受け」は至上命題である。その意味で、このつくり方は正しい
のである。
 「感染爆発(pandemic)」の映像化はそれほど珍しくもなくなったが、想像を超えるほどの恐ろしさを伝
えることができない(あるいは、わざと伝えない)のは、あまりにリアルだと、エンタテインメントになら
ないからであろう。つまり、恐ろしすぎてはいけないのである。その意味で、最初の患者が発症してからわ
ずか半年で、感染者3,950万人、死亡者1,120万人を数えたとしても、絵空事で済ませなければならないので
ある。こんなに人が死んだのに、何となくハッピー・エンディングで幕を閉じているのは、パニック映画づ
くりの鉄則であるといってよいだろう。
 冒頭、フィリピンの北部山岳地帯で新型インフルエンザが発生。3ヵ月後の2011年1月3日、東京都いずみ
野市(実在しない)の市民病院に、新型インフルエンザに罹患した患者ではないかと思われる夫婦が搬送さ
れてきた。夫は真鍋秀俊(山中聡)といい、妻は真鍋麻美(池脇千鶴)といった。最初に来院したときには、
風邪と診断した松岡剛(妻夫木聡)だったが、次に彼らが担ぎ込まれたときには、すでに重篤な状態であっ
た。アニソコ(アニソコリア=瞳孔不同=生命危機の状態)や、サチュレーション(酸素飽和度のこと。血
液中に溶け込んでいる酸素の量であり、%で示される。健康であれば99%近くの値になるが、呼吸器官に異
常があると、体内に取り入れる酸素が減ってしまうため、サチュレーションは低下する)〔ともに、ネット
情報〕などの言葉が飛び交い、高熱、肺炎、鼻血、吐血、下痢、下血、全身感染といえる多臓器不全などの
症状が出ている。とくに、眼窩からの出血は不気味だ。すべて、想定された新型インフルエンザの症状と一
致する。とりあえず、院内にいるスタッフや患者にタミフルの投与が行われるが、1月5日午前3時28分、夫
の秀俊が死亡する。その治療の際、救命救急医の安藤一馬(佐藤浩市)は、秀俊の吐血を浴びてしまい、や
がて感染したことが判明し、治療の甲斐なく死亡する(1月9日)。同じ頃、東京都にある武蔵秋山駅(実在
しない)の駅員、仙台市を運行中のバスの乗客が発症するシーンが挿入される。いずみ野病院でも、院内感
染者が徐々に増えてくる。1月6日午前9時10分、内閣官房で、関係省庁連絡会議が開催され、その席上で、
2,500万人が罹患し、64万人が死亡するという想定シナリオが公表される。備蓄ワクチンは3,000万人分が用
意されているが、鳥インフルエンザから、ヒトヒト(ヒトからヒトへ感染すること)にインフルエンザが変
異すれば、そのワクチンに効果があるかどうかは分らないという状況である。やがて、いずみ野病院に、WHO
メディカル・オフィサーの小林栄子(檀れい)がやって来る。病院長の深見修造(田山涼成)も、院内感染
対策主任の高山良三(金田明夫)も、彼女を煙たがるが仕方がない。小林は、白板に、ウィルス対策につい
ての8か条を書き記す。以下の文句である。

 それは何か
 それは何をするのか
 それはどこから来たのか
 それをどう殺すのか

 ウィルスの正体
 感染症が引き起こす症状
 感染経路の究明
 治療法

 これらが少しずつ明らかにされてゆく流れが、この映画の骨子である。安藤医師が亡くなった5日後、感
染した医師と社会機能維持者の優先的治療が始まる。平時と有事が逆転したのである。こうなると、普段な
らば手厚い治療と看護が施される重篤な患者はむしろ放っておかれる。少しでも助かりそうな者への医療行
為が優先されるのである。
 2011年1月14日、第一感染者死亡から9日後、感染者2,310人、死亡者856人と発表される。しかも、新型
インフルエンザではないと宣告されるのである。エボラ出血熱に似ており、致死率60%との由。こうなると、
人々の間で悪い噂が飛び交い始める。1月16日には、全国で一日の救命要請が50万件を超え、新型感染症は
「死の伝染病」と怖がられるようになる。
 小林は、市民病院を隔離病院に指定し、伝染病治療の専従スタッフの人選を行う。この任務は、精神的に
も肉体的にも負担が大きく、強制はできない。そこで、ボランティアを募るのであるが、医師23名、看護師
54名がそれに応じる。新しい戦いが始まったのである。
 1月19日、第一感染者死亡から、二週間後。感染は日本列島の全域に拡大し、世界各国は日本からの退避
勧告を発令。政府も、72時間以内に、地域封じ込めを決定。1月21日現在、感染者4,127名、死亡者1,989名
である。WHOの感染症予防研究所アメリカ予防管理センターの見解では、日本で起こっている感染症は新型
インフルエンザではなく、飛沫感染が主流だが、SARS同様、空気感染の虞あり、と発表。各国の新聞の見
出しに、《Satanic virus attacks Japan!!》や《魔鬼病毒制裁日本》の文字が躍る。この時点で、感染者
80万人、死亡者42万人、<ブレイム>と名付けられる。新型インフルエンザではなかったが、報道の煽りを食
った人もいた。いずみ野市で養鶏場を営んでいた神倉章介(光石研)である。自分の養鶏場から鳥インフル
エンザを発生させてしまったため、それが原因で今回の感染症を引き起こしたという誤解である。彼は、縊
死することによって自らの失策を償うが、それはむしろ世間からの極限ともいえる風評被害の仕打ちだった。
原因は、未知のウィルスらしい。ここまでは分る。そこで、小林が、真鍋麻美に詳しい事情を聴取する。初
めのうちは、頑なに真相を告白することを拒んでいた麻美であったが、小林の執拗な説得で、語り始める。
 それによると、彼女の父立花修治(嶋田久作)は、独立して間もない東南アジアの島嶼国家アボン(実在
しない)で医師をしているという。正月に一時帰国したが、そのとき咳をしたりして体調が悪かったようで
ある。もしかすると、彼が未知のウィルスを日本に運んだのかもしれない。アボンは国連にも加盟していな
い国で、どんな国かは判然としない。とりあえず、松岡と、神倉養鶏場の調査で上京していた島根畜産大学
獣医学教授の仁志稔(藤竜也)が、アボンに飛ぶことになる。それと同時に、いずみ野病院で手に入れた検
体を、ふとしたことから知り合った無名のウィルス研究者の鈴木浩介(カンニング竹山=竹山隆範)に託す。
ウィルスの特定を依頼したのである。アボン共和国のミナス島で、目指すウィルスの発生源が判明したので
ある。それは、森の蝙蝠であった。同じ頃、浩介も新型ウィルスを発見、分離に成功したのである。実は、
アボン共和国では、日本の業者によって、エビの養殖が行われていた。しかし、大量の薬品や抗生物質で土
壌が汚染されてしまう。共有財産である豊富なマングローブの林もダメになり、森に木材を求めて侵入した
男が、森の魔女(もちろん、ブレイムと名付けられた新型ウィルスのこと)にやられてしまう。元を正せば、
日本の商業主義が寝た子を起こしてしまったのである。
 小生は、今から20年ほど前、京都で木炭を買い求めたことがある。バーべキューに誘われたからであるが、
その手のセット商品を売っている店に行って驚いた。3,000円ぐらいはするかと思った量の木炭が500円で売
られていたのである。原産地は東南アジア、材料はマングローブだったと思う。マングローブと言えば、水
環境浄化の他、現地の人々がさまざまに利用することができる林を形成する植物であるという予備知識があ
ったので、「伐採して炭にしてしまうとはずいぶん乱暴な」と思ったものである。今でも、マングローブの
林は伐採されつづけているのだろうか。また、エビの養殖については、だいぶ昔に、『エビと日本人』 (村
井吉敬 著、岩波新書、1988年) という本で、その行き過ぎに危惧を感じたことを覚えている。小生自身、
エビをよく食べるので、同罪であるが……。
 さて、話を戻そう。2011年2月24日、50日が経過。感染者250万人、死亡者90万人。しかし、この時点では、
まだ対症療法しかない。ワクチンができるまで半年はかかるとの由。そのうち、小林も罹患。そこで、ある
治療法を試してみる。それは、エボラの治療で行った方法で、エボラから治癒した人の血清を輸血して何人
かが助かったという。医科学的には証明されていない方法であるが、経験上は有効と思われる。当初、ヨー
ロッパの医師は全員効果に対して否定的であったが、ザイールの医師が強行し、8人のうち5人が助かった
という。「薬やワクチンではなく、人間と人間の血でつながるのだから、ウィルスも許してくれるだろう」
という、小林の台詞が印象に残った。「血清療法」はある人には有効だった。しかし、それを提言した小林
は病に斃れた。半年後、ワクチン完成。ブレイム、沈静。2011年7月12日現在、感染者3,950万人、死亡者
1,120万人という犠牲者を出したパンデミックであった。「たとえ、明日地球が滅びるとも、今日、君はリ
ンゴの樹を植える」という、夭折した小林の弟の好きだった言葉が、静かに響く。どんな試練を受けようと
も、人間は希望をもって生きるべきなのだ。それが、この映画のメッセージである。
 他に、国仲涼子(三田多佳子=看護師)、田中裕二(三田英輔=多佳子の夫)、キムラ緑子(池畑実和看
護師長)、ダンテ・カーヴァー(WHO西太平洋事務局医師クラウス・デビット)、馬渕英俚可(鈴木蘭子=
看護師)、小松彩夏(柏村杏子=同)、夏緒(神倉茜)、太賀(本橋研一)、三瀬アキフミ(小森幹夫=研
修医)、松本春姫(三田=多佳子と英輔の娘)、三浦浩一(田嶋晶夫厚生労働大臣)、久ヶ沢徹(古河克也
厚生労働省感染症情報管理室長)、正名僕蔵(田村道草=いずみ野市保健課員)、宮川一朗太(宮坂=救命
救急医)などが出演している。なお、配役等に関しては、<ウィキペディア>を参照した。

 他に、『アウトブレイク(Outbreak)』(監督:ウォルフガング・ペーターゼン、米国、1995年)という
洋画があるが、筆者は未見である。アフリカのザイールからアメリカ合衆国に持ち込まれた非常に致死性の
高いウィルスに立ち向かう人々を描いたパニック・サスペンス大作(ウィキペディアより)。

                                            以上

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 ギニアなどの西アフリカで「エボラ出血熱」が流行していますが、日本も安閑としてはおれません。地震
に加えて感染症が猖獗を極めるという「生き地獄」だって想定外とは言えません。わたしたちの生の危うさ
に思いを馳せると、生きていることの奇跡と有難さを感じざるを得ません。最近、仏教用語の「抜苦与楽」
という言葉がしきりに脳裏をよぎります。苦しんでいる人が少しでも楽になるように、せめて祈りを捧げた
いと思います。

                                                 
 2014年11月13日(木)

 今日から「(共)核時代の倫理」のテキストである『脱原子力社会へ ── 電力をグリーン化する』(長
谷川公一 著、岩波新書、2011年)の抜書メモを再開します。なお、ほぼ原文通りです。ただし、他の資料か
らの抜粋も挿入しております。


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  第1章 なぜ原子力発電は止まらないのか(つづき)

 3 札束と権力 ── 原子力施設受容のメカニズム

p.40 ・郵便番号「九××」の怪。
  ・引用:原子力発電所の郵便番号が意味しているのは、日本の原子力発電所が周辺的な場所に位置して
      いるということである。

p.41 ・引用:郵便番号は日本における価値のありか、日本独特の「都鄙感覚」をわかりやすく示している。
       価値の中心は皇居(一〇〇-〇〇〇一)にあり、郵便番号の大きさは、価値の中心からの距離
       を示している。
  ・以前、ある政治家が「新幹線の通っていないところはあまり重要な地域ではない」といったニュアン
   スの発言をしたことがあったが、たしかにそういった側面があることは否めないかもしれない。しか
   し、高知県民として、不愉快に感じた発言であったことは間違いない。「東京一極集中は当然」とい
   った感覚は、東京生まれで東京育ちの小生にもかつてはあった。だから咎めはしないけれでも、どこ
   であれ日本であることには変わりないだろう、という気概だけは失いたくない。

p.44 ・鉄道の「上り・下り」という概念は日本独特のものである。もちろん、東京駅がその中心。
    ただし、京都に都があった時代には、「上洛」という言葉が示すように、京都が中心だった。
    「東下り」や「都落ち」という言葉にも注意。
  ・選挙区も、県庁が所在する地域が「一区」となっている。周辺になるほど、その数字は大きくなる。

   ⇒ われわれの脳裏に強烈に刷り込まれている「都鄙感覚」。

p.44-45 ・引用:都鄙感覚は、現代的には地域間格差に対応している。都鄙感覚と地域間格差を前提に、
        とくに過疎的な地域に立地されてきたのが原子力発電所であり、核燃料サイクル施設をは
        じめとする原子力施設である。フクシマ事故が例証したように、放射能汚染などの不利益
        を集中的に被るのは過疎地の立地点であり、電力の恩恵に浴するのは首都圏という差別的
        な構造がある。電力を取り出したあとの使用済み核燃料は、各原子力発電所を経て、青森
        県六ヶ所村の再処理工場やむつ市に建設中の中間貯蔵施設に集中する。広く薄く利益を受
        ける人びとがいる一方で、リスクや迷惑は一部地域の人びとが集中的に被るという構造が
        ある。

p.45-48 ・相次ぐ原発の建設延期(見直し)や中止。

p.48 ・引用:論理性、合理性が退場すれば、表舞台に残るのは「札束」と「力づく」である。

       ⇒ 日本の「任侠映画」のテーマがたいがいこれである。つまり、札束と暴力でゴリ押しす
        る新興勢力に対抗して、旧勢力が堪忍袋の緒を切って、殴り込みをかけるという例のあれ
        である。具体的には、『昭和残侠伝』の高倉健と池部良の道行などがそれに相当する。今
        日の原発反対運動は、理不尽な権力に対抗する健さんの姿に重なる。こんなことを書くと、
        顔を顰める人がいるかもしれないが、小生はやはりそう思う。

p.48-49 ・引用:活断層だらけで地震の巣ともいえる日本列島には、はたして厳密な意味で、原子力発電
        所の立地適地が存在するのか、という根本的な疑問がある。

p.49 ・有力政治家と原発の組合せ
    柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原発〔新潟県〕と田中角栄
    島根原発〔島根県〕と桜内義雄

       ⇒ 有力政治家と新幹線の駅(ウィキペディア、参照)
           岐阜羽島駅:岐阜県内にある唯一の新幹線駅である。地元の大物政治家である
                   大野伴睦がつくった「政治駅」。

p.49-50 ・「原発城下町」化の構図。

p.50 ・引用:フクシマ事故以前の政府・電力会社の方針では、寿命が来て廃炉になった原発の跡地は、い
       ったん更地にしたうえで原発用地として再利用する計画だった。原発敷地が長期にわたって、
       行き場のない使用済み燃料や放射性廃棄物の事実上の貯蔵施設になる可能性もきわめて高い。

p.51 ・「ハコモノ施設」の可視化によって、電源三法交付金の「ありがたさ」が住民に印象づけられる。

   電源三法交付金:電力に関する法の総称のこと。以下、〈ウィキペディア〉より。ほぼ原文通り。

   概要

  以下の三法のことである。

   電源開発促進税法
   特別会計に関する法律(旧 電源開発促進対策特別会計法)
   発電用施設周辺地域整備法

  これらの法律の主な目的は、電源開発が行われる地域に対して補助金を交付し、これによって電源
 の開発(発電所建設等)の建設を促進し、運転を円滑にしようとするものである。
  1960年代以降の日本の電力は火力発電所に比重を強めていたが、1973年に起こった第1次石油危機
 が発生して、火力発電所に依存する日本経済が大きく混乱した。それを受けて、1974年に火力発電以
 外の電源を開発することによってリスク分散をし、火力発電への過度の依存を脱却することを目的と
 して制定された。
  電源三法による地方自治体への交付金は、一般に「電源三法交付金(でんげんさんぽうこうふきん)」
 と呼ばれる。

   解説

  電気は溜めることが出来ず、そのため電力会社は需要の伸びにより発電所の建設を強いられる。し
 かし、電力の需要が大きい都市部には発電所を建設する余地がほとんど無い場合が多いため、しばし
 ば発電所は電力の需要地とは全く関係のない場所に建設される。
  発電所にはさまざまなデメリットがある。一番わかりやすいのは放射能汚染の危険がある原子力発
 電所であるが、火力発電所や水力発電所や地熱発電所にもデメリットは存在する。発電所の建設によ
 り、建設される地域にとってはメリットはほとんどなくデメリットだけが存在するという状態におか
 れるため、発電所を建設される地域には当然反対運動が発生する(いわゆるNIMBY * 問題)。その反
 対運動に対してメリットを提示するのが、この電源三法に基づく交付金(電源三法交付金)である。

  * NIMBY(ニンビー)とは、“Not In My Back Yard”(自分の裏庭[英語で近所を揶揄する単語]
   以外なら)の略で、「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には建てないでくれ」と主張す
   る住民たちや、その態度を指す語。日本語では、これらの施設について「忌避施設」、「迷惑施
   設」、「嫌悪施設」などと呼称される。

   電源三法交付金の実情

  電源三法交付金は水力発電や地熱発電も対象となっているが、電力の大きさから原子力発電に対す
 るものが最も注目されている。
  朝日新聞の調べによると、2004年度(予算ベース)での電源三法交付金は約824億円に上るとされ
 ている。うち、福島第一、第二原発を抱える福島県では約130億円、柏崎刈羽原発を抱える新潟県で
 は約121億円、敦賀、美浜、大飯、高浜原発を抱える福井県では約113億円、玄海を抱える佐賀県では
 約100億円、六ヶ所村核燃料再処理施設や放射性廃棄物管理施設を抱える青森県では約89億円となっ
 ている。
  使用状況の実例は、(財)電源地域振興センターの「電源三法活用事例集」に詳しく記載されている。
 2002年までは交付金の使用用途が一部の公共用施設に制限されていたが、2003年以降は交付金の使途
 を地場産業振興、福祉サービス提供事業、人材育成等のソフト事業へも拡充された。
  なお、原子力発電の発電量は年間約3,000億kwhであり、電源三法交付金約824億円は0.27円/kwhと
 なり、これはバックエンド費用積立て不足約1円/kwhとともに、経済産業省が発表する原子力発電表
 面原価5.9円/kwhには含まれていない(ただし、水力や火力などの発電表面原価にも、電源三法交付
 金のコストは含まれていない)。

p.52 ・引用:原発と交付金は、いわば「麻薬」のような役割をはたしてきた。

      ⇒ 一度はまれば、抜けられなくなる。原子力施設を次々と呼ぶことになる。「原発漬け」
       が加速される。

p.53 ・引用:原子力施設の誘致を契機に持続的な経済発展を遂げえた地域は、日本国内にも、外国にも、
       著者の知る限り一例もない。

      ⇒ 金鉱で賑わった地域が「ゴースト・タウン」化するようなものであろう。

p.53-54 ・「国策」という言葉の威力。しかし、国がすることが必ずしも正解とは限らない。

p.55 ・報道機関も電力会社が有力なスポンサーであるために、原子力発電に対して批判的な報道を抑制す
    る心理的な要因が存在している。

p.56 ・今や政治家として有名な橋下徹は、かつて原発問題に関して批判的な発言を繰り返した。しかし、
    実態はどうだろうか。元首相の小泉純一郎も「脱原発」を唱えているが、その意図はどこにあるの
    だろうか。

p.57 ・原発の運転再開に同意する権限を、隣接県や隣県の市町村にも与えるべきだ、という考えがあるが、
    小生もそう思う。ひとたび原発事故が起れば、当該県だけが苦しむわけではないからである。

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 今日はここまでに留めておきましょう。原発問題に対する個人のスタンスはさまざまだと思います。もっ
とも大事なことは、そのような立場を異にする者同士が一堂に会して一から議論することです。議論を蔑ろ
にしてきた日本人の悪い癖が、原発問題をここまでこじらせてしまったことの一因であると思います。
 さて、次回は、「第1章 なぜ原子力発電は止まらないのか」の「4 原発推進路線の袋小路」に関して
言及する予定です。

                                
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